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古河電池のマグボックスの価格は? l 水を紙製ボックスに注ぐだけで発電できるマグボックス発売へ

      2014/10/15

 

battery世界初といわれる非常用「マグネシウム空気電池 マグボックス」が2014年12月に発売されます。

マグボックスは、古河電池(本社/横浜市保土ケ谷区星川)と凸版印刷が共同で開発。
マグボックス本体の開発・製造は「古河電池」が担当し、特殊な紙製容器は「凸版印刷」の開発によるものです。

販売元は古河電池。

 

 

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マグボックスの販売価格は今後さらに詰められますが、現在のところは1万円程度の予定。

 

このマグボックスは、2リッターの水を紙製のボックスに注ぎ込むだけで発電できる電池。
この紙のボックスに採用したのが凸版印刷が製作した特殊な紙製容器です。

 

災害などの非常時に、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末などの携帯電気機器に電力を供給できる頼りになる優れものです。

 

このボックスの大きさは233×226×226mmで重量は1.6㎏。
水を入れた後は3.6㎏ほどのコンパクト設計。

 

本体はなんと言っても”紙”ですので、使い終わった後の廃棄も「燃えるゴミ」として出せるそうです。

 

発電時間は最大で5日間ほど。
最大電気量は300Wh。
スマートフォンならなんと30回の充電が可能です。

マグボックスの使用方法

使い方はマグボックスについているノズルをペットボトルにはめ込み、マグボックスの上蓋を空け、4つの注水口に順番に注水していくだけ。
水はなんと濁った水でも海水であってもOK。合計で2リッターの水を注げば3分後には十分な電力が準備できるそうです。

マグボックスの本体からケーブルが伸びていて、付属のUSBボックスに接続します。
そのUSBボックスにはUSB端子が2つ備えられていて、これに端末を接続するだけの簡単な使用方法。

 

電池容量は300Wh。

5V出力で1.2Aの電流が使え、ほとんどのメーカーのスマートフォン、タブレット端末に対応するそうです。

 

また、USBボックスにはリセットスイッチが付いていて、発電のオンオフもが出来ます。

これによって最大5日間、断続的に必要な分だけの電力を取り出すことができ、一度にすべての電力を使い終わらなくてもすむ工夫がされています。

 

古河電池は、東日本大震災時に通信機器が全く使えなくなるのを目の当たりにし
「あらかじめ充電しておかなくても、いざというときにどこでもすぐに利用でき、長期間保存できる電池を」
と、このマグボックスの開発に踏み切ったそうです。

 

当面の販売は地方自治体に向けているそうですが、
いずれ、個人でも入手できる様になれば、災害時のみならず旅やキャンプのアウトドアーレジャーでも活躍してくれそうな・・
なんて考えるのは不謹慎でしょうか?

 

…余談になりますが、このマグボックスのおかげで古河電池の株価がうなぎのぼりに!

災害大国日本の多くの国民がこの新しい小さな電池に大きな期待を寄せているのがわかりますね。

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