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クリスマスは英語でchristmas、Xmas。フランス語やドイツ語、他の言語の「クリスマス」は?

2014/11/15

 

クリスマス

クリスマスは英語で スペルは christmas

「Christ(キリスト)の mass(ミサ)」に由来した言葉で、

ややくだけた略記として Xmas、X-mas とも表わします。

 

では他の国々では「クリスマス」「メリークリスマス」はどう言うのでしょうか?

 

フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、オランダ語、ノルウェー語、スウェーデン語、デンマーク語、ロシア語、ハワイ語、エスペラント語、ラテン語の「クリスマス」、「メリークリスマス」を一覧にまとめました。

 

国名 クリスマス メリークリスマス
フランス語 Noël (ノエル) Joyeux Noël(ジュワイユー・ノエル)
ドイツ語 Weihnacht (ヴァイナハト)  Frohe Weihnacht (フローエ・ヴァイナハテン)
イタリア語 Natale (ナターレ)  Buon Natale (ブォン・ナターレ)
スペイン語 Navidad (ナビダー)  Feliz Navidad (フェリース・ナビダー)
ポルトガル語 Natal (ナターウ)  Feliz Natal (フェリーズ・ナターウ)
中国語 聖誕 (シェンタン)  聖誕快楽 (シャンタンクァイロー)
オランダ語  Kerst (ケルスト)  Prettige Kerstdagen (プレティゲ・ケルストダーゲン)
ノルウェー語 Jul (ユール)  God Jul (グ・ユール)
スウェーデン語 Jul (ユール)  God Jul (ゴー・ユール)
デンマーク語 Jul (ユール)  Glaedelig Jul (グレリ・ユール)
ロシア語  ロジェンストヴォム  ス・ロジェストヴォム
ハワイ語 Kalikimaka (カリキマカ)  Mele Kalikimaka (メリ・カリキマカ)
エスペラント語 Kristnaskon (クリストナスコン)  Gajan Kristnaskon (ガーヤン・クリストナスコン)
ラテン語 Natale (ナターレ)  Natale hilare (ナターレ・ヒラーレ)

※ロシア語は文字表記できませんでした。

 

中国語のメリークリスマス…「聖誕快楽」って。
なんだか面白いですね。

 

クリスマスケーキの飾りのチョコなどに、「Joyeux Noel」(ジュワイユー・ノエル)と書かれているのは、フランス語で「メリー・クリスマス」なのですね♪
フランスでクリスマスに食べるのは薪の形のケーキ「ブッシュ・ド・ノエル」。
「クリスマスの薪」という意味です。

 

 

また、英語の略式表記 Xmas と X’mas はどちらが正しいの?という問題に関して、 日本クリスマス協会による解答は、アポストロフィーのない方の

「Xmasが正解」です。

 

[note]日本クリスマス協会より引用~

アポストロフィ は英語の省略記号ですが、XmasのXは英単語の一部でも英語でもなく、 この文字自体で単体でキリストを意味します。 ですから、ここにアポストロフィを使うのは誤りで、ChristmasまたはXmasが 正しい書き方です。[/note]

 

Xmasの「X」は英語の「エックス」ではなく、ギリシャ文字のχ「カイ」。

ギリシャ語でキリストは「Χριστος」と表記され、その頭文字の「Χ(カイ)」ですが、この文字一文字だけでキリストを意味するのです。

 

Christmas(クリスマス)はキリストの誕生祭(キリストのミサ)。

 

なので、X(キリスト)mas(ミサ)。

ということで、Xmas が正しいそうです。

 

…とはいえ、ウィキペディアには、現在の英米の出版物や著名人のツイートにも X’mas と表記されている場合もあることなどを理由に、「X’masも間違いではない」という記述がありました。

なので、正しくは Xmas。
けれど、X’mas も厳しく駄目なわけではないらしい。

という感じに認識しておけばいいのではないかと思います。