金閣寺の拝観時間と拝観料、所要時間、見所や駐車場情報も!
京都衣笠山のふもとに燦然と輝く金閣寺。
室町時代の3代将軍、足利義満により創建された金閣寺は舎利殿「金閣」で、正式名称は「鹿苑寺」(ろくおんじ)、
臨済宗相国寺派(りんざいしゅうしょうこくじは)の禅寺です。
金閣寺の、建築美と庭園美が一体となった美しさ、
その金色に輝く姿が鏡湖池(きょうこち)に映しだされる姿を一目見ようと、連日世界中から多くの観光客が訪れます。
そんな、何度見ても息をのむほど美しい人気スポット金閣寺の情報をお届けします!
雪の金閣寺の動画も合わせてご覧ください。
[note]
●金閣寺 拝観時間
9:00~17:00
●金閣寺 拝観料
・大人(高校生以上)/400円
・小・中学生/300円
金閣寺の入場券(拝観券)は「金閣舎利殿御守護」と書かれたお札。
大切な記念の品となります。
左側は「学業成就」「交通安全」と記された学生用のお札。
(お札は南向きか東向きにまつるとよいそうです)
※金閣の内部は非公開なので、入ることはできません。
拝観料金は敷地内への入場料金のことです。敷地の外からは金閣は見えません。
●参詣・見学の所要時間
45分。約60分なら余裕。
金閣寺所在地/京都市北区金閣寺町1
電話番号/075-461-0013[/note]
金閣寺(鹿苑寺)は、応永4年(1397年)、
38歳で出家した足利義満(室町幕府3代将軍)が、
山荘北山殿として隠居生活をおくった場所。
金閣を中心とした庭園、建築は、極楽浄土をイメージしたものとされ、
義満の死後、遺言にもとづいて、菩提所として鹿苑寺(禅寺)に改められました。
金閣寺の一番の見どころは、鏡湖池の南側から。
拝観受付から順路を進むとすぐに到着するポイントです。
鏡湖池(きょうこち)に映るもう一つの金閣寺は通称
“さかさ金閣”と呼ばれます。
両者が一体となっての超然とした存在感、浮遊感、
極楽浄土を思わせるたたずまいに誰もが魅了されます。
金閣寺を見学する時間ですが、
金閣がいちばん輝く時間…金閣に正面から陽差しが当たる午前中がおすすめです。
また、境内内部の丘から眺める金閣は
“見返り金閣”と呼ばれ、こちらも美しいものです。
さらに見所として人気なのは雪の金閣寺。
雪の金閣は、墨絵の世界に金が浮かびあがる対比の美しさが絶景。
なかでも雪の後の雪晴れ時が一番素晴らしいとのこと。
一度は目にしたい、憧れの光景ですね。
金閣寺の見所として、金閣には当然目が行きますが、庭園をはじめとする見所ポイントがあります。
金閣寺の庭園は衣笠山を借景とした回遊式の庭園で、「国の特別名勝・特別史跡」。
京都で3ヶ所だけ、全国にも9ヶ所だけという見事な庭園です。
金閣が1994年(平成6年)に世界遺産に登録されたのも、その庭園、池に因るものです。
金閣は昭和の再建ですので、建物だけでは世界遺産の登録対象とはならないのです。
そんな素晴らしい庭園を、ぜひじっくりお楽しみください。
↓クリックするともう少し大きくなります。
見所1. 総門、舟形石(まだ入場料金は発生しません)
樹木に囲まれた参道を少し歩き、総門をくぐって境内へ。
総門をくぐってすぐ、右手に「舟形石」。
宝船にもみえることから、縁起が良いとされる石です。
この後、受付で料金を払い、いよいよ金閣へ。
見所2. 金閣(舎利殿)、鏡湖池
鹿苑寺の中心となる3層の楼閣。
異なる建築様式が巧みに融合された、非常に凝った、美しい建造物です。
1層は、平安貴族(藤原氏)の邸宅様式をとりいれた寝殿造(しんでんづくり)で、
法水院(ほうすいいん)とよばれます。
2層は、鎌倉武士が好んだ武家造、潮音洞(ちょうおんどう)とよばれます。
3層は、中国風、禅様仏殿造で究竟頂(くっきょうちょう)とよばれます。
金閣は舎利殿(しゃりでん)と呼ばれ、第3層にお釈迦様のお骨が祀られているとされています。
2層目、3層目が金箔で覆われています。
金閣の頂に輝く鳳凰は、永遠の命と権力の象徴。
京の平和を願って掲げられたとされます。
金閣は、昭和25年(1950年)、放火により焼失しましたが、
5年後に2kg、32年後に総工費7億4千万円、
張替え前の10倍の量にあたる20kgの金箔を使用して補修されました。
※約20キロの金とは…10.8センチ四方の金箔約20万枚分。
鏡湖池は、鹿苑寺庭園の中心となる池で、面積約6,600㎡。
池には、葦原島、鶴島、亀島などの島々が浮かび、
畠山石、赤松石など、各地の諸大名が競って義満に寄贈したとされる名石が配置されています。
ほとりに建つ金閣の風雅な姿を映し出しています。
見所3. 陸舟(りくしゅう)の松
陸舟の松は、京都三松の一つ。樹齢600年の古木です。
足利義満が愛し、大切に育てていた盆栽を、
義満の死後、庭に植え替えたものと言われています。
※下部の動画で、見事な「陸舟の松」をご覧いただけます。
陸舟の松の後、金閣の後ろを進むと、
義満がお茶の水に使ったと伝えられる「銀河泉(ぎんがせん)」。
今も岩の間から清らかな水が滴り落ちています。
手を洗ったとされる「厳下水(げんかすい)」は「銀河泉」のすぐ近く。
そのそばには高さ約3mの「龍門の滝」。
龍門の滝には「鯉魚石(りぎょせき)」という石が置かれています。
鯉が滝を登って龍に変身(=出世)するという、中国の故事「登竜門」にあやかったものです。
見所4. 夕佳亭(せっかてい)
境内北部にある数寄屋造りの茶室。
「夕日に映える金閣の眺めが佳い」 ことからつけられたとのことです。
夕日を眺めるスペシャルスポット。
室内には「難を転じる」にかけた、珍しい南天の床柱や、萩の違い棚があることで知られます。
見所5. 不動堂
不動堂は、豊臣秀吉の家臣、宇喜田秀家が再建した建物で、
金閣寺の境内では一番古い建造物です。
本尊は、空海(弘法大師)作の伝承をもつ「石造不動明王」。
金閣寺には第1、第2、第3の三つの駐車場があります。
位置は、上記の境内図をご参照ください。
収容台数は第1・第2駐車場を合わせると250台。
花見期間、紅葉期間やGWなどの休日を除く平日でしたら、
さほど混雑もなく利用できるようです。
[note]金閣寺の駐車場
●料金 1時間300円 以後30分ごとに150円
●営業時間 8:40~17:40
[/note]
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[tip]京都駅から金閣寺へのアクセス(市営バス)
・JR京都駅から市バス205号系統(B3乗り場)で「金閣寺道」下車、徒歩ですぐ。所要時間約35分。料金220円。
・JR京都駅から市バス101号系統(B2乗り場)で「金閣寺道」下車、徒歩ですぐ。所要時間約37分。料金220円。
※渋滞すると1時間ほどかかることもあります。[/tip]
金閣寺の場所地図
以上、金閣寺の情報を駆け足でお届けしました。
金閣寺は京都では清水寺に次ぐ人出の人気スポットと言われています。
見所も満載、金色に輝く金閣寺は、日本人のみならず外国人の観光客も魅了。
大満足の笑顔でいっぱいの京都観光スポットです。
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