うなぎの日 2015年はいつ?意味は?うなぎの価格は?
「うなぎの日」は、土用の丑の日。
江戸時代(1780年代)から、夏の土用の丑の日にはうなぎを食べるという「うなぎの日」の風習は始まり、現在までずっと続いています。
2015年のうなぎの日(=土用の丑の日)はいつなのでしょうか?
さらに、うなぎの日の意味や、うなぎの価格についてお届けします!
うなぎの日 2015年はいつ?
うなぎの日(=土用の丑の日) 2015年は、
7月24日(金)と、8月5日(水)です。
2015年の土用の丑の日は、暦の巡り合わせにより、2回あります。
(土用の丑の日が2回というのは多々あります)
2回ある場合、1回目の丑の日は「一の丑」(いちのうし)、2回目の丑の日は「二の丑」(にのうし)と言います。
二の丑は一の丑ほどの盛り上がりには欠けますが、二の丑もやはり「うなぎの日」です。
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「土用の丑の日」ってなに?
土用というのは、古代中国の「五行」という暦に由来し、そのなかの「雑節」という特別な暦日の1つで、年に4回あります。
立夏・立秋・立冬・立春の直前、約18日間ずつが「土用」ですが、現在では「土用」といえば、立秋の前の夏の土用をさして言うことが多いです。
さらに、日にちには「十二支」(子、丑、寅、卯・・・)が割り当てられていて、土用の期間の中で巡ってくる「丑」の日が「土用の丑の日」となります。
つまり、「土用の丑の日」とは、暦の土用の期間の中の丑の日のことです。
土用の期間が終わると、立夏・立秋・立冬・立春。
暦の上では、新しい季節が始まるとされています。
ちなみに、「雑節」は年に9つあります。
●節分
●彼岸
●社日
●八十八夜
●入梅
●半夏生
●土用
●二百十日
●二百二十日
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「うなぎの日」の意味、理由は?
「うなぎの日」の意味は、暑さが厳しく夏バテしがちな頃に、消化吸収がよく、栄養豊富なうなぎを食べて夏を乗り切ろう ということです。
土用の丑の日にうなぎを食べるという、うなぎの日の始まりは、江戸時代の、平賀源内の発案から という説が一般的に知られています。
真偽のほどは定かではないようですが・・・。
知り合いのうなぎ屋から「真夏でも客がくるように知恵を貸してください」と頼まれた蘭学者の平賀源内は、土用の丑の日の「丑」という字にちなみ、また、その昔から土用は、黒いもの・精の付くものを食べる日とされていたことに結びつけ、「土用の丑の日はうなぎの日」という宣伝対策を行ったのです。
そもそも万葉集の時代から、うなぎは夏場に精をつけるために摂る、栄養のある食べ物として認識されていたようで、平賀源内もこのことを知っていたのかもしれません。
蘭学者の平賀源内先生が言うことだから・・・と江戸の庶民が飛びつき、さらにそれを他の鰻屋も真似をして、ひろまっていったのだということです。
これが定着して、土用の丑の日はうなぎを食べる「うなぎの日」という習慣となり、今に至るわけです。
なので、鰻の日を作った人は、平賀源内です。
なお、現在、土用蜆(しじみ)、土用餅、土用卵といった言葉も残っています。
うなぎの価格は?
うなぎの日にはやっぱり食べたいうなぎ。
鰻屋さんによっては行列のところも多いですね。
鰻屋で食べるうなぎの価格は、地域やお店によって差がありますが、
うな重の場合、3,000円~5,000円といった範囲の値段のようです。
ひつまぶしの値段は、名古屋の有名な蓬莱軒のひつまぶしで3,600円です。
鰻の日には、食品スーパーなどでも特設コーナーを設けて蒲焼を販売します。
お店によっては、店頭で焼いた焼きたてを販売するところもありますね。
そういった場合のうなぎの価格。
これもまた地域によって差があるとは思いますが・・・。
私の住んでいる愛知県では、国産のうなぎで、1匹1500円~2,000円程度の価格が多く、2匹で3,000円、4,000円をやや下回る価格で販売されることが多いです。
また、うなぎの蒲焼は、通販でも販売されています。
楽天の人気ランキングで1位のお店のうなぎの価格は、送料無料でこちらの値段です。
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まとめますと、
うなぎの日は「土用の丑の日」~2015年は7月24日と8月5日
その意味は、夏バテを防ぐために、精のつくうなぎを食べよう ということです。
江戸時代と違って、現在は栄養豊富な食品は他にもいっぱいあるのに、土用の頃になるとうなぎが食べたくなりますね。
美味しいけどちょっと高くて、日頃はひんぱんに食べることもないうなぎなので、この機会に食べよう!という方も多いのではないかと思います。
美味しいうなぎで夏バテ防止。
奮発しましょうか。ね。