ためしてガッテンのスーパー緑茶「氷水出し茶」の作り方と効果~大容量の作り方も
ためしてガッテンで放送した「スーパー緑茶」の作り方を見てさっそく作ってみました♪
氷水出しの緑茶は始めてだったので、
「ほんとにお湯じゃなくても茶葉開くの??」と、ちょっと半信半疑だったのですが、
「(ごくり)・・・えーーー?!」
というくらい美味しくてびっくりしました。
すっかり氷水出し茶が気に入りました~。
これまで自宅で冷たい緑茶を作る際には、お湯を沸かしてお茶を入れ、そこに氷を入れて冷やしていたのに・・・あれはなんだったんだろう?って感じ・・・。
こんなに簡単で、苦味や渋みがなくて、つくづく美味しいんです。
時間が経っても渋くなりません。
しかも香りもいいなんて不思議な感じさえしますが、美味しいのは当たり前。
氷水出しにすると、旨みが1.5倍になるという科学的なデータがあるそうです。
簡単に作れて美味しい氷水出し緑茶、熱中症対策にも最適な飲み物としてこれはいいかも?
ということで、ためしてガッテンのスーパー緑茶~氷水出し茶の作り方と、家庭でたっぷり飲める量の作り方をお届けします。
さらに、氷水出し茶の効果についてもまとめました。
ためしてガッテン 氷水出し緑茶の作り方
[su_note note_color="#f8fdfe"]ためしてガッテンの「スーパー緑茶」~氷水出し茶のレシピ
●材料・・・煎茶10gに対し、4度以下の氷水100ml
※お茶の葉大さじ1杯は6gです。
●入れ方・・・分量の煎茶を入れた急須に、氷水を注ぎ、5分待つ。
これだけです。
不精な管理人は、急須に直接お水と氷を入れて作りました。
・・・とここで。
4度以下の氷水って、氷をどれくれい入れる・・・?と疑問に感じた方は参考にしてください↓
氷をそれほどたくさん使わなくても4度以下になりますよ。
100mlの水(18度の水道水)に普通サイズの氷を1個入れたら4度以下になりました↓
※冷た~いのがお好きな方は、もっとたっぷり氷を入れて作ってください。
氷水出し緑茶を美味しく入れるポイントは、急須のお茶は最後まで注ぎきること。
お茶って、急須の最後の一滴が美味しい~とよく聞きますね。あれです。
この後冷蔵庫で急須を保存して、何度か淹れる場合、急須に水が残っていると茶葉がふやけてまずくなるという理由もあります。
使用するお茶の葉については、深蒸し茶ではやや苦味がでるので、ちょっと高級な煎茶がおすすめだそうです。
(が。管理人はごく普通の煎茶ですが、それでも格別に美味しいと思います)
[/su_note]
嬉しいことに、氷水出し茶は一度入れて終わりではありません。
茶葉の入った急須をそのまま冷蔵庫に入れて保管(※保存期限は1日)すれば、何度でも(4~5回分)作ることができます↓
しかも、2度目からは氷水を入れて5秒でOK。5分待たずにすぐ入れられます。
4~5回分作ることができるので、茶葉10gで合わせて500ml程度の氷水出し緑茶を作れるということですね。
※お茶が出なくなるまで氷水出しで作ってみたところ・・・10gの緑茶から1Lくらいの氷水出し茶を作れました・・・が、緑茶の種類にもよるかもしれません。
ためしてガッテン 氷水出し茶の作り方~大容量の場合
家族でたっぷり飲むために、一度にもっとたくさん作りたい場合には、こんな簡単な方法があります。
紙パックで販売されている水出し麦茶などと同じ方法で、たっぷり作ることができるんです。
こちらも作って飲んでみましたが、「美味しい~!」と驚いてしまうのは、急須で入れる作り方の方だと思います。
こちらも美味しいのですが、やっぱり急須で入れた方が濃く、香りもよくて感激でした。
夏のお客様には、急須で入れた氷水出し茶をお出しすると、その美味しさにきっと喜んでいただけると思います。
[su_note note_color="#f8fdfe"]
茶葉10gをだし用の紙パックに入れる
↓
冷茶ポットなどに作った氷水1リットルの中に入れる
↓
30~40分ほど経ったら、軽く振って茶葉を取り出す
[/su_note]
ためしてガッテンでは、30分~40分待つと言ってましたが、上の画像は1時間程度経過してちょっと振った画像です。
30分程度では、まだまだ出てない~という感じでした(お茶の葉の種類にもよるでしょう)。
賞味期限は、紙パックを取り出して、冷蔵庫で保存し、1日程度だと思います。
うちでは1日では飲みきれず、2日間飲んでいましたが、味に変化はありませんでした。
また、350mlの水筒に入れて職場で飲んでいますが、氷水出し茶は時間が経っても苦くなったり渋みが出たりすることがないので、1日中美味しく飲めます。
氷水出し緑茶の健康効果
ためしてガッテンの氷水出し茶の効果ですが、緑茶を氷水で入れるとカテキンがごくわずかしか発生せず、その代わりにエピガロカテキン(EGC)という成分が発生します。
カテキンが出ないので、渋みや苦味が出ず、まろやかなお茶の旨みだけが感じられるのですね。
濃くいれても苦味が出ないので、まるで「エスプレッソ」といった風格のお茶にもなるというわけなのです。
※「エスプレッソ」の氷水出し緑茶は、茶葉10gに40mlの氷水で入れます。
このエピガロカテキンにはどんな健康効果・作用があるかと言いますと・・・
実験では、培養された人の細胞にエピガロカテキンを加えると、「マクロファージ」という白血球の一種の免疫細胞(身体のお掃除屋さんと呼ばれている細胞)が元気になり、活性化し、免疫力が倍増。
それにより感染症などへの抵抗力が増す という効果があるとのことです。
お湯で入れるお茶の場合は、カテキンがエピガロカテキンの働きを抑えてしまうのだそうです。
また、氷水出し緑茶にはカフェインが含まれません。
なので、ごくごく飲めて、暑い日の熱中症対策にもぴったり。なのです。
カフェインが出ないので、小さいお子さんや妊婦さんも安心して飲めますね。
お茶の産地の宮崎県では、マラソンや駅伝のスペシャルドリンクとして、水出し緑茶は定番とのことです。
でも、カテキンにも無視できない健康効果があるので、そちらも摂りたい という場合は、氷水で出した茶葉にお湯を注ぐことでカテキンが発生するので、まず氷水で出して、その後お湯でお茶を入れるとよいそうです。
・・・こちらも当然やってみましたが、「渋~」と感じて飲む気になれませんでした・・・笑。
ためしてガッテンのスーパー緑茶~氷水出し緑茶の作り方はとっても簡単なので、それ以来毎日作って水筒に。
特にこれからの暑い季節、職場へのお供に欠かせないものとなりそうです。
よかったらぜひ作ってみてくださいね。
冷たい緑茶を美味しく楽しみながら免疫力が強くなる・・・という嬉しい冷茶です。