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おみくじは結ぶ?結ぶべきおみくじは?おみくじの引きなおしはいいの?

 

神社で引くおみくじ。

 

おみくじを引いた結果、「大吉」は嬉しいので持ち帰って、「凶」などの好ましくない運勢のものは、定められている神木などに結べばいいのかな?

 

と迷っていまいますね。

 

結論からいえば、おみくじは結んでも結ばなくてもよいのです。

 

 

しかし、結ぶとしたら、

「凶のおみくじこそ、神木に結ぶ」

と言われています。

 

凶のおみくじは、まずその運勢を素直に受け入れ、

それから、「吉」へと転じるように願って神木に結ぶのです。

結ぶという行為によって、厄をはらうことになるとされているからです。

 

また、おみくじを利き手と逆の手だけを使って結ぶとその厄が払われる とも言われています。

不自由な、「利き手ではない手で結ぶ」ということで「厄を払うための苦行」を行ったとみなされるとか。

とはいえ、「凶」のおみくじを持ち帰っても問題はありません。

 

なお、木に結ぶと木の生育が悪くなるので、「みくじ掛」(2本の柱の間に棒や縄を渡したもの)と呼ばれる専用の結び場所をを設置している寺社もあります。

 

 

おみくじの引き直しはいいの? 引く回数は?

 

おみくじの結果、凶を引いてしまうとやはり落ち込み、気になるものです。

その際は、前述したように「吉」へ転じるように祈って神木に結ぶとよいのですが、凶のままでは嫌で、なんとか良いものに変えたいと、おみくじを引きなおす人もいるようです。

 

が、これは一応はタブーとされています。

 

「易経」という、古来からの易占いの総テキスト的なものに、「再筮(さいぜい)すれば穢れる(けがれる)」とあります。

一度きりだからこそ、価値があるとされているのです。

おみくじを引き直すという行為は、初めに授かった神様の言葉が気にいらず、疑うということになるからでしょう…。

 

引きなおして「吉」に変われば少しは気持ちもよくなるかもしれませんが、それでもなんだかありがた味は薄い気がしますし、もしまた「凶」だったら…もっと気分がよくないですよね。

 

ですので、おみくじの結果が「凶」の場合は神木などに結んで、「これで今年の凶を払えてよかった」とお思いになるとよいのではないでしょうか。

 

なお、明治神宮のおみくじには「凶」はなく、毎日の教訓が書かれています。

 

 

おみくじの順番は?

 

おみくじの順番は、一般的には

大吉>中吉>吉>小吉>末吉>凶>大凶

です。

場合によっては、小吉と吉の順序が入れ替わった、
大吉>中吉>小吉>吉>末吉>凶>大凶

の場合もあります。

 

吉、小吉、末吉 の順番に迷いがちなのは、上記の2通りがあるからなのですね。

 

また、さらに細かく吉と凶に順番分けがされ

大吉>中吉>小吉>吉>半吉>末吉>末小吉>凶>小凶>半凶>末凶>大凶

と分けられているおみくじもあります。

この場合の「末小吉」は、かなりささやかな「吉」な気がしますし、

「大凶」は「引きたくない~」と感じる度合も強まりますね。

 

 

お正月のおみくじは、大吉が多目に配分されているため、比較的出易い神社が多いようです。

確率的には、大吉は16%程度のようです。

 

 

最後に、「おみくじ」の意味について、神社本庁からの引用をご参照ください。

[note]「おみくじ」は単に吉凶判断を目的として引くのではなく、その内容を今後の生活指針としていくことが何より大切なことといえます。
また神社境内の木の枝に結んで帰る習わしもありますが、持ち帰っても問題はなく、引いた「おみくじ」を充分に読み返し、自分自身の行動に照らし合わせてみたいものです。[/note]

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