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安全に美味しいキノコ採り お勧めの種類は「ハナイグチ」「ヌメリスギタケモドキ」

2014/10/10

 

秋になると何かと話題になるキノコ採り。

なんと言っても天然のキノコは、たとえそれがマツタケなどの高級キノコでなくても、一般的なシイタケやエノキになどの種類に比べ、味も、香りも、歯ごたえも、なんと言っても野性味があってこの上ないです。

なによりも自分で採った感がそれに輪をかけて美味しくするものです。

秋になって色付いた森や林の中をぶらぶらと散歩するだけでも楽しいのに、それに目的が加わってお土産までついてくるとなると・・それはもう!

なので、キノコ狩りは私の秋の一大イベントとなっているのです♪

 

しかし、キノコ狩りには、何よりも怖い「誤食」のリスクが伴います。
なので、今回は私の様なキノコ採り歴数年の”ど”が付く素人でも確実に楽しめる方法をお教えします!

 

まずビギナーは「色々な種類に手を出さない」を忠実に守りましょう。
べテランの方たちの様にあれもこれも沢山の種類を採りたくなるのですが、これをぐっと我慢。
完全に判別できるものだけを選って採ります。

 

わかりやすいキノコの種類だけに的を絞るのです。

 

お勧めの種類は「ハナイグチ」と「ヌメリスギタケモドキ」

 

イグチは雑木林や針葉樹林の中でよく見かけるキノコです。

傘の裏側はシイタケの様なひだ状でなく、スポンジの様な見た目だからすぐに判別できます。
しかし、イグチの仲間にはたくさんの種類があり、以前はすべて可食と言われていましたが、中には「ドクヤマドリ」の様な毒キノコもあります。
そんなイグチの仲間の中で「ハナイグチ」だけに照準を合わせます。
「ハナイグチ」はカラマツ林に映えるキノコです。
色は赤褐色、だったり比較的派手な黄土色だったりでよく目につきます。
柄にはツバがあり傘全体がぬめりに覆われていることが多いです。

 

「カラマツ林→地面から生えている→派手な赤っぽい色→傘の裏スポンジ状→柄にツバ」
これでほぼ間違いなく「ハナイグチ」です↓

kinoko3

 

もう一種類の判別しやすいキノコは「ヌメリスギタケ・モドキ」です。
「モドキ」なんていう名前が付くだけでチョットひいてしまいますが、これも判別付きやすく初心者でもわかりやすいキノコです。
別名「ヤナギタケ」ともよばれていて、渓流沿いの柳の木によく見られます。

 

生きた木にも生えますし、森の中で黄色い比較的派手なキノコですのでよく目立ちます。

 

傘の部分に茶褐色のツブツブの模様があり名前の通りヌメリがあります。

「雑木林→木の幹から生えている→派手な黄土色→傘に粒状の模様→傘にヌメリがある」
この条件がそろえば「ヌメリスギタケモドキ」です↓

kinoko2

 

この条件の中でひとつでも違いがあるキノコは美味しそうに見えても絶対に採らないようにするのが安全を守るコツなのです。

ハナイグチもヌメリスギタケモドキも本当に美味しいキノコです。
新鮮で綺麗なものは茹でて大根おろしと醤油でいただいてもいいですし、味噌汁、鍋などなんでもOKです。

ぜひ一度森の中の散歩がてら1~2種類だけに的を絞ったプチキノコ狩りにチャレンジしてみてください。
楽しめること間違いないです!

※私有地になっていたり山菜・キノコ狩りを禁止にしている山もありますので、ご注意ください。

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