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手長エビの捕り方と美味しい食べ方。今夜はこれで1杯(笑)。

2015/05/14

 

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手長エビは日本中ほとんどの河川の汽水域に生息する名前の通り長い手を持つ小型のエビです。
古くからハゼなどと同様庶民に親しまれた身近なターゲット。
捕るのも最高に楽しいし、食するとこれまた最高に美味しい~!!!のです。
そんな手長エビの捕り方、食べ方をまとめました。

「手長エビの生息場所」

先ずは手長エビの生息する場所を探さなくては始まりません。
手長エビは河口近くの汽水域で比較的流れの緩い場所で多く見られます。
川底の捨て石回り、護岸沿いやテトラポット周辺、最近めっきり少なくなってしまいましたが葦の茂みの中など障害物の周りが彼らの棲家になってます。

意外に都会近くの川沿いでも、最近は水質がよくなり沢山生息しているものです。
普段接することの少ない自然の中での手長エビ探しは、時間を忘れてつい夢中になってしまうものです。

 

「手長エビの季節」

真冬以外はほぼ一年中みられる手長エビですが、特に繁殖期にあたる5月後半から10月前半までが活性も高く、よく姿を見せるようです。

 

「手長エビを捕獲する3つの方法」

[su_note note_color="#f8fdfe"]
①釣る。
②タモですくう。
③トラップを仕掛ける。
[/su_note]

 

●「手長エビ捕獲作戦その1 ”トラップ”」
なんでもいいから兎に角沢山捕りたい方はなんと言ってもトラップです。トラップの代表的なものはセルドウ。
これは釣具屋さんなどにも売っていますが、簡単にペットボトルで自作もできます。セルドウの中に手長エビをおびき寄せる餌を入れます。
魚の内臓、魚肉ソーセージ、豚の内臓(モツ)など、なるべく匂いの強いものが効果大です。
ロープとオモリを付けたセルドウを川底に沈めます。セルドウが流れていかない様、ロープは川岸の木々に縛り付けておきます。
この場合入口を下流に向けるのがコツ。30分もすればセルドウの中にワンサカ入ってきます。ただし、セルドウなどの仕掛けを禁止している場所もありますから事前にお調べ下さい。

 

●「手長エビ捕獲作戦その2 ”タモですくう”」

これは夜行います。必要なのは懐中電灯とエビ用のタモ。
懐中電灯は両手が使えるヘッドライトがベスト、最近ではLEDの明るくて軽いものも安く手に入ります。できれば防水がいいかもしれませんね。
このヘッドライトで岸際の川底、テトラポッドの上を照らすとエビの目が光って見えます。
これを見つけてソッとタモですくいます。ご存知のようにエビは危険を察知して逃げる場合、後ろ向きに跳ねる様に泳ぎますので、
後ろからタモをかぶせると容易にGETできます。
なにせ夜ですので、川岸を歩く場合は安全には気を使って。滑りやすい濡れたテトラの上は絶対に乗らないよう、そしてライフジャケット着用をお忘れなく。

 

●「手長エビ捕獲作戦その3 ”釣る”」
これぞ手長エビ捕りの王道(笑) 一匹一匹を吟味して捕る釣りはやっぱり一番満足度が高いです。他の釣りの様に特別なものも要らないので出費も少なくてすみます。
*竿   1.5メートル~3メートル程度の普通の延べ竿。竹を切ったものでも問題なく働いてくれます。少々堅めがいいかもしれません。
*仕掛け 市販の玉浮き仕掛けで十分です。釣具屋さんに行けば充実しています。 針のサイズは小さめをチョイス。
*エサ   ミミズかアカムシ。アカムシがベストですが、小さくて針に付けるのにちょっと慣れが必要です。
ミミズの場合ハサミで切って小さくつけるのがコツです。
*他に便利なグッズは医療用器具の鉗子。釣具屋さんでもときどき見かけますし、ネット通販でもいくらでも手に入ります。
これはエビの口から針を外す時、エビを弱らせず取ることが出来てとても便利です。
*テクニック   捨て石やテトラの上に仕掛けが沈むように、水深に合わせて浮き下(浮からオモリまでの糸の長さ)を調節します。
下流域ほど潮の満干によって水深が変わるので、ポイントごとに調節するのがコツです。
底に餌が到達したのを確認したら、あとはウキに変化が現れるのをジッと待ちます。
エビのアタリはスゥーと浮が移動していくだけのもの。この瞬間がなんと言ってもドキドキします。まさに釣りの醍醐味ですね!
アタリが出たら20~30秒ほど待ってから、一定のスピードで引き上げればなんなくGET!!

 

「お持ち帰り」

いずれの方法でも、捕れた手長エビは酸欠になりやすいので、ブクブクを取り付けたクーラーボックスに水を入れて生かしておきます。
ミネラルウォーターを準備して、捕り終わったらクーラーの水を変えてやります。これで2時間も生かしておけばそのまま泥抜きはOKです。

 

[tip]手長海老の食べ方
さてさて、これからがお楽しみのメインイベント。
食べ方はやっぱりシンプルな素揚げがエビの味が際立って一番似合っていると思います。

①泥を吐かせたエビをタッパーなどの容器に移し、お酒を注ぎます。
②塩をまぶしてもんでやります。
③流水で綺麗に洗います。
④キッチンタオルなどでしっかりと水を切ってサッと揚げます。
⑤なるべく高温パリパリに揚げたほうが香ばしさが高まりますね。
⑥お好みに合わせて塩コショウをパラパラとふりかけて‥‥ほとんど手間いらずで絶品ビールのアテの出来上がりです。[/tip]

大人も子供も夢中になってしまう手長エビ捕り。ぜひご家族でトライしてみてください。
休日が待ち遠しくなること請け合いです!!

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