冬瓜を冬まで長期保存する方法
冬瓜(とうがん)の旬は夏。
冬瓜は典型的な夏の野菜なのですが、冬まで保存できるそうですね。
冬瓜のスープは夏でも作って、少しとろみをつけて、汗かきながらいただいているのですが、やっぱり暑い~、煮物も暑い~(美味しいけど)・・・。
冬に美味しく冬瓜を食べるために、冬までもつという冬瓜の保存方法について調べました♪
冬瓜を冬まで保存する方法
冬瓜を冬まで保存する方法は、あっけないほど簡単でした。それは、
「丸ごとの冬瓜を冷暗所においておく」だけ。
普通、スーパーで冬瓜を買うとき、1/4切または1/8切のものを買ってくる私なので、
「丸ごとかぁ・・・」
とそれだけでちょっとに引き気味になってしまいました。
・・・が、そこをなんとか冬瓜1個買ってきたとして次は、
「冷暗所ってどういう場所?」
という疑問が。
中部地方太平洋側のマンションの我が家に、冬瓜を冬まで保つことができる冷暗所なんてあるわけない~?
とは思いつつ、ついでに「冷暗所」について調べてみました。
もし条件に当てはまる置き場所があればラッキーですよね。
冬瓜を保存するための「冷暗所」とは?
「冷暗所」の定義について調べてみました。
冷暗所とは…
「太陽光線が当たらない、常温よりも低い温度の場所」
ということでした。
常温についてウィキペディアで調べると、
「常に温度が一定であること」
具体的な温度としては「冬季15℃、夏季25℃」程度のようです。
これをまとめると
「冷暗所とは、太陽光線が当たらず、15℃~25℃で温度が一定である場所」
ということは、冬瓜の旬の真夏、我が家ではたとえ北側の部屋に置いても、常温の上限を上回るかもしれないということになります。
涼しい地方なら大丈夫なのでしょうが・・・。
そこでさらに調べてみると、
関東以西では「冷暗所=冷蔵庫」と考えて良いそうです。
「冷暗所」と言われると、冷蔵庫に入れるほどではない?と感じますが、
床下収納庫もなく、家の中のどこもが暑い場合は、
「冷暗所=冷蔵庫」ということでOKだそうです。
でも。
冷蔵庫の野菜室に、冬瓜丸ごと1個の保存(数ヶ月)はかなり厳しいかなぁと思いました。
スペース取りすぎです。
なので冬瓜を冬に食べようと思ったら、やはり冷凍というのが現実的ではないでしょうか。
冬瓜の冷凍方法
冬瓜の冷凍保存は簡単です♪
冬瓜のわたをきれいに取り、皮を厚めに向き、使う予定のサイズに切って密封袋にいれ空気を抜いて、冷凍庫へいれるだけです。
※冬瓜は生のままで大丈夫。
使用量ごとに袋を別にするとより使いやすいですね。
冬瓜豆知識
●冬瓜の栄養成分・栄養素中で比較的高いものはビタミンCとカリウムです。
●あまり見かけませんが、冬瓜のつるや葉の部分も食べることができます。
中国では炒め物の材料によく使われています。
●冬瓜は低カロリーで食べごたえがあるので、ダイエット食にも向いています。
●とうがんに比較的多く含まれているカリウムは、高血圧の予防、むくみ防止・改善の作用があります。
●とうがんにはビタミンCが多く含まれるため、抗酸化作用、老化の抑制、動脈硬化の予防になります。
冬瓜は効果効能が多い、魅力いっぱいの食品ですね。
あの優しい、なんともいえない歯ざわりも大好きなので、冬瓜の冷凍保存、しっかりしておきたいと思います♪