冬のお風呂で「すね」が痒い! 掻きむしると炎症性の皮膚炎に!?
お風呂で身体が温まると、すねが痒くなってきて、ついつい掻き毟ってしまう。
…そんなことってありませんか?
その原因と対処方法を調べました。
実は去年の冬、夫も私も、お風呂につかると「すねが痒い~」状態になりました。
そういう時、掻くとすごく気持ちよくて…それはもう、一種の快感で。
そのあまりの気持ちよさに、掻くのを我慢できず、掻きたいだけ掻いていたら、やがてすね全体が粉ふきでそのうえ、薄いかさぶた?みたいな、ケロイド?みたいな状態になってしまいました。
そうなってしまったすねに、ニベアやヴァセリン、オイルをぬったところであまり改善が見られず…。
本で調べてみると、乾燥状態の肌を掻き壊して、これはもう立派な「炎症性皮膚炎」だそうで。
皮膚科へ行こうかどうしようか?
と考えていたくらいなんですが…。
私の場合は、なんとなく思いついて、スキンケアで顔につけている「メディプラスゲル」というオールインワンゲルをお風呂上りのすねにぬったところ、翌朝には「え?」というくらい改善し、ほんの2~3日つけているうちにみるみる治ってしまいました。
これにはほんとに驚きました。
「劇的な改善」とはこういうものかと…。
…なので、もし、掻いてしまってすねの皮膚がかさかさ、がさがさ、ごわごわ…になってしまった時、肌に優しいとされているゲルをつけるのもいいかもしれません。
あくまでも私の体験ではありますが、私の場合のメディプラスゲルのようにお手持ちのゲルが合えば、すぐにきれいに治る可能性もあるのでは? と思います。
そもそも入浴ですねの皮膚が痒くなるのは、皮脂量の減少や肌の水分量の減少による乾燥が原因。
肌の乾燥によるかさつきや痒みがある場合は、長風呂や熱いお湯、洗い方にも注意が必要だったのです。
[note]
お風呂ですねが痒くなる原因と対処法
●お風呂に入って身体が温まり、血行がよくなると、肌の痒みは増幅する。
→ あまり長湯せず、身体が温まったらお湯から上がる。
お風呂上りに水を足から少しずつかけてクールダウンする。
●熱いお湯は、肌への刺激となる。
→ 顔は熱いお湯で洗いませんよね。それと同じで、身体の皮膚にとっても熱いお湯は注意が必要なんですね。
●お湯につかって肌がふやけると、皮脂膜や角層のセラミドが取れやすくなる。
→ 長風呂せず、ごしごしこすり洗いをせず、さっと優しくなでるように洗う。
(ごしごしこすると皮脂やセラミドが流れてしまいやすく、そうなると肌のバリア機能が弱まる)[/note]
そしてお風呂上りには時間を置かずに、水分と油分を補える乳液やクリームなどの保湿剤をたっぷりつけるケアが大切です。
去年の冬の「すねの痒みと炎症」の状態を今年は繰り返さないようにと思っているのですが、今年もやっぱりお風呂に入ると、あの痒さが襲ってきます。
去年は我慢できずに掻いていて「あ~気持ちいい~」→ その後のすねの状態に「……」だったので、今年はすねの痒みにも、掻くのを我慢しています。
私がこれは効果があるかも?と感じる「すねの痒みを掻かずに乗り切る方法」は、痒くなってきたら掻かずに「揉む」ことです。
手の平全体を使って、優しく押すような揉むような…そんな対応でごまかしています。
そしてお風呂から出たらすぐに保湿を。
今年はこれで、すねの痒みを乗り切ろう!と思っています。
掻くとほんとに気持ちいいんですけどね(笑)。我慢我慢~。。