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マダニに刺された(噛まれた)・・・ワセリンで対処も取れなかった。。

madani

1週間ほど前、娘(大人 25歳)がマダニに刺された(噛まれた)ので、その時の対処の体験をお伝えします。

マダニに噛まれても、痛み・かゆみの症状がなく(ゆるいチクチク感はあったようですが)無症状で、そのまま半日近くを過ごしてしまい、マダニはその間にしっかりとその頭を足につっこんでいたようで、気づいたときにはすでに遅く、もちろん簡単には取れませんでした。。

 

マダニに噛まれることにより感染すると言われる日本紅斑熱、ライム病、SFTSウイルスが怖いです。

また、マダニを無理やり取って頭が残ったら大変なので、戦々恐々でした・・・。

・なぜマダニに刺されて(咬まれて)しまったのか?
・ネットで調べて、どのようにマダニに対処したのか?
・その対処の結果はどうだったのか?
・結局どうなったのか?

などについてまとめました。
もしもマダニに咬まれてしまった場合のご参考になれば幸いです。

 

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マダニに刺された(咬まれた)・・・予防・対策が甘かった。

娘がマダニに咬まれたのは、山菜を取りに岐阜県の山麓の草むらへ入った時だと思われます。

その時の服装は、長袖のパーカー、長ズボン、ソックス、スニーカー、軍手。
虫除けスプレーもマダニにはある程度有効だそうですが、使っていませんでした。

これまでにも山菜採りに山へ入ったことはあり、その際にはいつも長靴を履いていたのですが、今年は何故か長靴のことをすっかり失念していました。

・・・その日の夜、お風呂から出て、ふと足を見ると・・・すねにマダニが一匹食いついていました。。
マダニが咬みついていたその場所は、長ズボンの裾とソックスの、ほんのわずかの隙間。

ですので、長靴を履いていれば予防できた。
あるいは、長ズボンの裾をソックスの中につっこんでおけば予防できた。

時すでに遅しですが、こんな気持ち悪い思いをすることになるなら、もっときっちり予防・対策をしたのに・・・と大反省です。

さらに予防としては、首まわりにタオルなど巻いておくことも必要でした。

そして、草むらから出て車に乗る際に、身体をチェックする必要もあったと思いました。

何故かというと、娘がマダニに気づいたのはその日の夜帰宅して、お風呂から出た時。
その時にはもうすでに、マダニは頭をしっかり食い込ませており、全く取れなくなっていたからです。

マダニがくっついてすぐに気づいていれば、払い落とせたかも?と思います。

とは言っても、血を吸う前のマダニの大きさはかなり小さく数ミリで、痒みや痛みといった自覚症状がほとんどないので、見つけるのも大変かとも思います・・・。

ちなみに、マダニに気づいた時の大きさは3mmほどでした。
そして。お風呂に入ってもマダニは死にませんでした。
 

マダニに刺された(咬まれた)・・・ワセリンでも取れない。

その夜ネットで、人間についたマダニの取り方を調べたところ、主に以下の方法がありました。

●殺虫剤を綿棒に吹きつけ、あるいはコットンに吹きつけ、マダニにつける。
●ワセリンを塗り、マダニが窒息することにより離す。

上記のマダニの取り方で共通しているのは、マダニを無理やり取るのはよくないということ。

マダニが自分から離れるような取り方をしなくてはいけないということがわかりました。

 

無理にひっぱって取ろうとすると、たいていちぎれて頭、口部分が皮膚内に残ってしまう→炎症・化膿する可能性がある。

また、ひっぱる際に身体を強く押すことにもなり、その際にマダニの体液が人間の方へ逆流してしまう可能性がある。

マダニって本当にやっかいで、気持ち悪い奴。。

娘はワセリンを持っていたので、マダニをワセリンで覆って窒息させる方法にしました。
そこまでの処置をして、眠りました。
翌朝にはマダニが取れていることを祈って…。

 

ワセリンを塗って寝た翌朝。
ワセリンでもマダニは取れていませんでした。

その日は仕事だったので、娘はすねにマダニをつけたまま重~い気分で出勤。

会社の上司にマダニのことを話すと、上司はマダニの感染症のことを知っていたらしく、すぐ皮膚科へ行くようにとすすめてくれました。

 

 

皮膚科へ行ったところ、マダニはすでに死んでいると知らされました。

ワセリンで窒息死していても、セメント状の物質でマダニの口が皮膚にしっかり固まったまま死んでいるので、死んだからといっても取ることができません。

 

それで結局…局部麻酔の注射を打ち、皮膚ごとえぐるようにしてマダニを除去、洗浄。
直径5mm、深さ5mm程度の傷が残り、これでやっとマダニが取れました…。

感染症予防の抗生物質の飲み薬と塗り薬をいただいて、3日後、1週間後にまた皮膚科へ行きましたが、現在のところは異常無しなのでちょっとひと安心しています。

ですが、厚生労働省のHPによると、
「マダニに咬まれたら数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けて下さい」
とあるので、まだしばらくはほんとに安心とは言えません。

 

マダニに刺される(噛まれる)と、本当にやっかいで、心配で、不快だということがよーくわかりました。
これに懲りて、今後の野山へは絶対完全装備で出かけようと思います。
(娘はもう山菜採りにつきあってくれなさそうです・・・)

 

…とはいえ、野山に限らず、マダニは家の近くの草むらなどにもいるそうです。
犬の散歩中、散歩の後にもしっかりチェックする必要があります。
ワンコは草むらが大好きだけど、入らせないようにしようとも思っています。

マダニの活動期間は、マダニの種類によって若干の差があり、中には11月中旬まで活動するものもいますが、4月~9月中旬頃。
10度以下になると活動が減少し、5度以下では活動休止だそうです。

皆さまもマダニの活動期間には、くれぐれもお気をつけ下さい。
もし咬まれてしまったら、病院(皮膚科)へ行くのがやはりなんといっても一番安心だと思います。
 

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健康マダニ

Posted by admin