※当ブログはアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介しています。

金の便利堂の熱中症予防で手に持つペットボトルの温度は?結露は?

01

金の便利堂(NHK)で7/17にテレビ放送されていた新発想の熱中症予防法は、
「冷たいペットボトルを握る」
という方法でした。

 

手のひらにある特別な血管「AVA」(冷えた血液を全身に循環させる血管)を冷却することで、全身の温度上昇を防ぎ、熱中症を予防するのですが、そのための最適グッズが「冷たいペットボトル」。

 

身近にあるペットボトルを冷たくして熱中症予防ができるのはとっても助かりますね!

 

そこで今回は、手の平を冷やすために手に持つ「冷たいペットボトル」の温度は何度が最適なのか?冷えたペットボトルの結露はどうするのか?を中心にお届けします。

スポンサーリンク

金の便利堂(NHK)の熱中症対策 冷たいペットボトルの効果は?

放送では、気温35度・湿度60%に設定された中で、手の平を冷やすためのいろいろなグッズを持って20分歩き、汗の量を比較しました。
※各グッズでの実験の合間には身体を冷やすリセットタイムが30分とられました。

 

20分歩いた後の汗の量が少ないほど体温の上昇を抑えられたと言えるのですが…ダントツに汗の量が少なかったのが「冷たいペットボトル」だったのです。

 

実験者が普通に歩いたときの汗の量は1384 mg/cm2。
この数値が基準となり、この数値を下回っていれば体温の上昇を抑える効果があるということになります。

 

■アイテム使用後の汗の量

・冷たいペットボトル…990 mg/cm2
・小ぶりの保冷剤…1420 mg/cm2
・汗ふきシートで小まめに手の平を拭きながら歩く…1654 mg/cm2
・携帯扇風機…1579 mg/cm2

 

他のアイテムでは得られない、冷たいペットボトルの効果が数値にはっきりと出ています。

 

金の便利堂 冷たいペットボトルの温度は?結露は?

その際、ちょっと注意しなければいけないのは、冷たすぎ、温度が低すぎるのもよくないという点です。

 

上記のアイテム中、保冷剤のように冷たすぎると血管が収縮してしまい、AVAが効果的に働かなくなるというのがその理由。

 

冷たければいいというものではないので、凍らせたペットボトルでは冷たすぎるということになります。

 

では、手のひらを冷やす最適な温度は?

約15℃

とのことです。

 

…15℃と言っても感覚的によくわからないかもしれませんのでご説明します。

 

15℃は冷たいけれどAVAが収縮するほどではない…という温度で、冷蔵庫や自販機から出した後、少しぬるくなったくらいがちょうどその温度くらいだそうです。
冷蔵庫から出した直後はちょっと冷たすぎますが、持って歩いているうちに少しぬるくなり…まさにちょうどいい温度になるのです。

 
そしてさらに効果がプラスされるのですが、それは、ペットボトルの表面の結露。

 

結露した水分は蒸発するときに熱を奪うため、より手のひらを冷やす効果が期待できます。

 

結論として、

冷たいぬれたペットボトルを握るのがとても効果的

です。

 

ペットボトルが結露しても拭かずにそのまま持ち歩くというのがベストです。

 

炎天下での効果の持続は15分ほどということで、家から駅などへの移動中に冷たいぬれたペットボトルを握る…この方法はぜひ試したいです。

 

ペットボトルの中身で水分補給もできますし、まさに一石二鳥ですね。

 

まとめ

NHK 金の便利堂の冷たいペットボトルを握るという熱中症予防、夏の外出時に役立てたいですね!
実験でも「楽」さの違いを実感しているようでした。

 

ペットボトルの結露も、これまではつい拭いていたような記憶があるのですが、そのまま持って手を濡らすということがとても有効だと知りました。

 

 

冷たいペットボトルでの熱中症予防はAVAを冷却するというものですが、そもそもはアメリカの国防総省で中東のような猛暑の地域での熱中症対策として使用された機材をごく簡便に、日常で使える方法に活用したものです。

 

ちなみに、AVAは、手のひら・足の裏・ほっぺにあるそうです。

 

ほっぺに冷たいペットボトルをあてるのも気持ちよさそうですし、外出時でなく家にいる時でも「暑いなーーー!」という時には、冷たいペットボトルを手に握ればいいのでは?と思います。※番組では触れていません。

 

熱中症対策にはいろいろありますが、今回のテレビを見て「冷たいペットボトルをつねに冷蔵庫に入れておく」ようにしようと思います♪

 

 

なお、放送でも最後に注意がありましたが、手の平を冷やすというこの方法はあくまでも「予防」です。

 

すでに熱中症の発症が疑われる場合は、首・わきの下・足の付け根を含めた全身を速やかに冷やしてください。

 

どうぞ皆さま、くれぐれも熱中症にはお気をつけて、よい夏をお過ごしください。

スポンサーリンク