ぶどう狩りの時期・シーズンはいつ?
緑いっぱいのぶどう農園で甘~い香りに包まれてぶどうを楽しむ、ぶどう狩りの時期となりました。
ぶどう狩りっていったいいつからいつまでなの?といったぶどう狩りの期間や最盛期、ぶどう狩りに持参すると便利なもの、美味しいぶどうの見分け方などをお届けします。
ぶどう狩りの時期はいつからいつまで?予約は必要?
ぶどう狩りの季節はいつからいつまでなのかを調べたところ、大部分の地域では7月~11月で、地域によっては6月~9月のところもあります。
全国的に見て、ぶどう狩りのシーズン最盛期は、8月、9月です。
ちなみに山梨県では、8月中旬から9月中旬が収穫できるぶどうの品種の数が一番多い時期です。
7月~11月の都道府県のぶどう狩り開園状況をまとめた表です。
7月 | 島根県、7月中旬からは愛知県岡崎市、7月下旬頃からは山梨県甲州市勝沼町 |
8月 | 山形県、新潟県、埼玉県、茨城県、千葉県、神奈川県、山梨県、長野県、愛知県、和歌山県、大阪府、愛媛県、島根県、広島県、山口県 |
9月 | 北海道、新潟県、群馬県、千葉県、茨城県、神奈川県、山梨県、山口県、長野県、愛知県、京都府、大阪府、和歌山県、愛媛県、広島県、島根県 |
10月 | 北海道、山形県、新潟県、茨城県、千葉県、長野県、山梨県、愛知県、島根県、広島県 |
11月 | 北海道、山形県、新潟県、山梨県 |
※記載されていない県でもぶどう狩り農園を開園しているところもあります(例として、東京近郊でもできます)。
あくまでも目安としてご参照ください。
美味しいぶどう狩りを楽しむためには、一番いい時期やおすすめのぶどうの品種の旬を調べて、なるべく早目に予定をたてることをおすすめします。
その際に、
「ピオーネはあと2週間ほどです」とか、
「シャインマスカットは月末以降がベストです」等教えてもらって予約しましょう。
シーズン中の週末などは予約でいっぱいの農園もあるので、早目に予約しておくと安心です。
駐車場、料金、食べ放題か量り売りか、希望の品種はあるのかを確認して予約すれば、まず間違いはないでしょう。
・・・とはいえ、当日思い立って出かける行き当たりばったりでも、その時期に一番食べ頃のぶどうを楽しむことはできるので、ぶどう狩りには必ず予約が必要というわけでもありません。
直前に予約をキャンセルという場合もあるので、駄目元で希望のぶどう農園に電話をかけてみるのも一法ですね。
ぶどう狩りの手順と料金、農園のサービス内容
●ぶどう狩りの手順
ぶどう狩りの手順は、農園によって多少の違いはありますが、
[note]①カゴ(ザル)とハサミを受付で受け取る。
②ぶどう農園、ぶどうハウスへ入る。
③係員から、採ってもよいぶどうを教えてもらう。
④ぶどうの房を下から支えながらハサミで切り離す。
⑤採ったぶどうを食べる。[/note]
といった流れです。
ぶどう狩りの料金は農園によってさまざま
・入場料金が必要・・・ぶどうの品種や付随するサービスなどによって料金には差があります。1,000円以下の農園もあります。
・入場料金が無料・・・採ったぶどうを測り売りで購入(1kg当たり1,500円程度が多いようです)。
また、時間制限付で食べ放題、時間無制限で食べ放題、の農園もあります。
ぶどう狩りそのものを楽しむことが目的なのか? それともお目当ての品種のぶどうをぶどう狩りしたいのか?
などによっても農園を選ぶ基準は変わってきますので、目的のポイントを絞って選ぶといいですね。
ぶどう狩り農園
[note]・雨の日でもぶどう狩りができる。
・お弁当の持ち込み可能。
・ペットの入場ができる。
・お土産付。
・車椅子用の設備がある。
・バーベキューの設備がある。
・ぶどう狩りをした以外の品種のぶどうも直売で購入できる。[/note]
ぶどう狩り農園には、こういったサービスがあるところもありますので、農園を選ぶ際のチェックポイントにどうぞ。
ぶどう狩りに持っていくと便利なもの・注意点
[tip]・ぶどう狩りの用意として持参したいものは、虫除けスプレーです。
ぶどう狩りに夢中になっている間に、蚊にさされまくり・・・という被害を避けるためにも持参しましょう。
・ウェットティッシュを持参していくとなにかと便利です。
・採りたてのぶどう・・・冷やして食べたい方は凍らせたペットボトルを持参しておけば、ぶどうを洗うために渡されるバケツに入れると、ちょっと冷やして食べることができます。
・注意点・・・ぶどうの果汁はしみになりやすいので、白い洋服、無地の洋服は避けた方が気楽です。
蚊や虫さされの予防として、長袖長ズボンがベストです。
また、ぶどう園の土は比較的柔らかいので、ヒールの靴は避けましょう。[/tip]
美味しいぶどうの見分け方&食べ方
ぶどうの房を選ぶ際(通常スーパーなどで購入する時もそうなのですが)、隙間なくびっしり粒が詰まったぶどうを選ぶと思いますが、実は、粒の付き方の粗い、少し隙間があるぶどうの方が、粒に日光がしっかり当たっているため、甘いそうです(大型のぶどうは特に)。
ブドウの枝が茶色くなった(木筧化・・・もくしっか)ぶどうが熟しています。
薄い色のぶどうは、少し黄味がかっているもの。紫系のぶどうは濃い色の方が熟していて甘いそうです。
「色が鮮明」というのもよいぶどうの基準です。
「ブルーム」という、白い粉がついているぶどうは美味しいです。
ぶどうは房の上から下へ熟していくので、房の一番下の粒が甘ければ、全体に熟しているということになります。
ぶどうひと房を食べる際、房の上の方が甘いので、下から上への順番で食べると、最後まで「美味しい~」と食べられます。
・・・みなさん、どうぞ楽しいぶどう狩りを。
そしてもちろん、美味しいぶどうをお腹いーーっぱい食べて下さいね!